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2003 年 ギリシャ旅行記 (8 日目) ■ 6 月 19 日 (木) デルフィ (アテネ→デルフィ→カランバカ)
6:00 起床。晴れ。
バスは 7:20 頃やって来ましたが、その後も他のホテルの客を一通り集めた後、シンタグマ付近でバスを乗り換え 1 時間後ぐらいにやっとアテネを後にデルフィへ向いました。乗り換えたバスは満員でぎっちり。しかもエアコンが効きすぎていて寒くて寒くて具合が悪くなりそうだったので睡眠時間にすることに。 デルフィ到着前にどうにか体調も回復して目覚めると、岩山とオリーブ畑の続く地方をひたすら走っていたのでした。ガイドは英語とフランス語。聞いていると、このバスには『日帰りデルフィ観光』『デルフィ 1 泊 2 日観光』『デルフィ・メテオラ 1 泊 2 日観光』が混載しているということでした。ちなみにデルフィもメテオラも世界遺産です。
11 時頃ドライブインで休憩し、デルフィには 12:00 頃到着。この辺りは冬はスキーが楽しめるらしく、途中の街ではスキーやスノーボードの看板がいっぱいでした。メテオラ行きの人は、メテオラ行きのバスのピックアップ時間 (13:30) を指示され、バスの運転手さんにミーティングポイントを教えてもらうと三股になった道に放り出されました。スーツケースはバスの運転手さんが預かってくれているので、その間に観光とかお昼を勝手に自分達でどうぞ ... ということらしいので、デルフィの遺跡が見たかった私達は博物館を飛ばし、遺跡へ直接向うと他の人達も後ろからついて来ていました。 博物館前から車でちょっと走っただけの距離だと思ってたけど徒歩約 15 分。日陰も少ない道を何故また歩かなければならないのか疑問にかられながらも歩きました。しかも今日もめちゃくちゃ暑い!博物館を過ぎてやっと到着した遺跡の前のチケット売り場の僅かな日陰は猫が占領していました。(でも可愛いから赦す)
デルフィは紀元前 2000 年にはすでに聖域として発展してきた場所です。実際に訪れてみると岩山の中腹に各神殿や宝庫が点在しており、よくこんなところに建てたなぁと思うような場所にあります。遠くにはコリンティアコス湾が見えます。あぁ、海に飛び込みたーい。
デルフィは『世界の中心』と考えられていた場所で、『世界のヘソ (大地のヘソ=オンファロス)』の石がありそこで神託が行われていたそうです。発掘されたオンファロスは現在博物館のほうに展示されていますが、遺跡の中にも置かれていたので写真を撮りました。なんか思ったより小さな石で少し拍子抜け。
有名なアポロンの神託が行われたアポロンの神殿は土台こそ残っていますが、柱は数本しか残っていません。もちろんギリシア遺跡にはお約束の劇場もありました。
暑い、もう暑くて暑いしか表現できなくなっているところ、ガイドブックを開いて自分だけの日陰を作ってしのぐバカな私をあざ笑うかのように、帽子とサングラスで完全防備した日本人の母娘らしき二人組みを発見。こんな辺鄙な『世界の中心』で日本人に会うとは。しかもこのお二人も別のツアーでメテオラに向かう途中らしく、その後のドライブインや次の日にもお見かけしました。でも "My 日陰" 最高! 、帽子のように頭に密着してムレるように暑くならず、ガイドブックと表皮の間を心なしか涼しい風が通っていい感じ。惜しむらくは、常に片手でガイドブックを支えていないといけないのでおマヌケだというぐらいです。
![]() ガイドブックで My 日陰を作る私 13:00 頃博物館に行こうかお昼ご飯に行こうか迷いましたが、ミーティングポイントから遺跡まで徒歩 15 分ぐらいかかったので、博物館はあきらめミーティングポイント辺りに戻ってきましたが、何故かお腹が減っていなかったので二人ともアイスクリームを食べることにしました。ガリガリ君の好きなダーリンは、シャーベットのようなものを食べていましたが、私が選んだのは写真のピスタチオ入りのもの。ヨーグルトとベリー風味のアイスにピスタチオが一杯入っているものでさっぱりしていてこれがおいしい!ということで私はこのアイスを日本に輸入しようと決めました。その際にはダーリンがガリガリ君をギリシャに輸出するそうです。
アイスを食べているうちにメテオラ行きの他のお客さんも集まってきました。微妙な連帯感を味わいながら景色を日陰で各自ビールやアイスを楽しんでいると 13:40 ぐらいにメテオラ行きのバスがやってきました。どこから来たのかそのお客さん達も一部乗り換えていました。私達は荷物を確認し、バスに乗り換えました。妙にハイテンションな外人のおじさんも乗り込んで来て、少しうるさくなったものの乗り換えたバスはすいていて、広々座れてほっとしました。これで再びメテオラの待つ北へ進みます。
茶色い肌の見える景色に変化がなくなった頃、最後のドライブインに寄りました。お昼を食べていなかった私達はここでサンドウィッチ (ダーリン) とアップルパイ (私) と水を買って食べました。あと 3 時間でメテオラに着くそうです。
ガイドさんは仕事熱心でテキパキした 20 代後半ぐらいの女性でした。ギリシャの歴史や文明など様々なことを英語とフランス語でうるさいぐらい話まくるので、まじめな外人の旅行客の中にはメモを取ったり質問する偉い人達も多かったですが、不真面目な日本人の私達はロクに話も聞かず寝てばかりいました。
そんな私達もさすがに眠りつかれた 16:00 過ぎに黒い雲が空を被ったと思うと雨がポツポツ降り出しました。『さすが北の方は同じギリシャでも違うのね。島なんかあのままずっと雨なんか降らなそうだったのに』と久しぶりに見た雨に感動さえ覚えていると 17:00 頃には嵐のように凄まじい風と雨になって来ました。でもバスは慣れているのか平気で山道を進み 18:30 頃カランバカに到着した頃にはすっかり雨もあがっていました。 今日のホテルはディバニホテル。申し込み時に A CLASS ホテルと B CLASS ホテルが選べ、A CLASS の人たちは全員ディバニだったようです。プールは使っていないようでしたが、期待していたよりきれいで部屋も広くいいホテルでした。ちなみに B CLASS の人のほとんどは向かい側のホテルに泊まっていました。
19:00 にホテルのロビーでガイドの人に夕食 (食事とコーヒーはツアー代金に含まれている/ここは山なので魚はありません) の時間や明日の朝の時間や服装について説明 (女性は膝下丈のスカート、男性は長ズボンで肩を露出しないような格好) してもらい各自部屋の鍵を貰いました。ボーイさんにまとめて荷物を運んでもらえるなんて久しぶりで嬉しい♪ 19:45-20:00 に夕食のレストラン集合とのことなので、その間に外に出てみるとなんとホテルの裏にもうメテオラの奇岩が見えるではありませんか!同じバスだった人も次々に現れてその辺を散策しながら写真を撮っていました。
よく見ると奇岩の上にはアギオス・ステファノス修道院が見えました。ここは現在は尼僧院となっている修道院だそうです。やっぱり無理してメテオラまで来てよかった!山岳地帯のせいか涼しいし、島やアテネとは全然違う風景が味わえました。
夕食はホテルのレストランで同じツアーの人と集まって食べました。初めてのコース料理 (?) で前菜にムサカ、メインはポークソテーでデザートはアイスかプリンか葡萄か選べたのでプリンにしました。ここのムサカはアテネで食べたムサカより脂っこくなくておいしかったです。ポークはハムみたいにすっごく柔らかくて食べやすい味。プリンもおいしかった。でもダーリンの選んだアイスは甘すぎていただけませんでした。(そうだと思って私はプリンにしたのです)
同じテーブルの人たちに『おやみなさい』を言って、21:00 頃部屋に戻りました。今日はさんざんバスで寝たので二人とも明日のメテオラ観光に備えてガイドブックを一通り読んで予習。しかしバスの長旅でやっと治ってきそうだったお尻の床擦れ (?) が復活した気がしました ...
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