記憶のかけら +

赤い土地


雲ま太                       
のっ陽                      さ
形たの                      え
をくは                      て
しのる                      る
た裸か                      題
金の後                       
羊黎方                       
毛明の                       
をを                        
はガ                        
ぎラ                        
とに                        
る見                        
ダせ                        
リる                        
のた                        
手め                        
 に                        

美しいと認めても
心が入り込めない場所
あの日
セゴビアのアルカサルから見た
カスティーリャの赤茶けた大地が
まさにそれだった


坂を登って       もう一度
苦しい思いをして    グラナダのパラドール
『赦す』

赤茶けた カスティーリャの大地も懐かしいけれど
私の故郷は どこなのだろう

この身体など 関係ない
本当の家を 見つけたい


バレンシアの
火祭りの夜
一番大きな人形が燃え尽きるのを
火の粉の消える ほんの一瞬でも
見逃さないように
人並みをよけながら 背伸びして
じっと目を凝らしていた


炎と煙の中で くずれていく その姿に
青春の一幕が終わるのを 確かめたかった


帰りの道は
来る途中 写真を撮ったりした
街角ごとに飾られていた小さな人形が
全部 燃え尽きていて
少し さびしかった


『次の日には 何も残らない
それが バレンシア』

冷たいメインゲートから
垣間見た TOROS と
火が燃え移らないように
しばられていた木


そして
最後に歌った
カタルーニャの歌

サン・ホセの日と言うよりも
やっぱり Las Fallas

マドリッドでも
パリでも
いつも同じ店にはいってしまう

緑色のパスタだと思ったのに
いんげんだった


埃っぽい
ESTACION NORTE


パリでは凍えていたのに
ここではサングラスをかけている
暖かいので
何だか幸せな気分になった

カスティーリャの
赤茶けた大地を期待していたのに
坂を登って
目の前に開けたのは
逆行の夕日に映された
緑の森

白い尖塔だと思ったのは
噴水だった


長い坂を登って
たどりついた そこは
私がベルサイユ宮殿のようだと言い
あの人がラピュタみたいと言った
マドリッドの王宮

ソル・イ・ソンブラ
確かに
あそこには
太陽がある



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