記憶のかけら +

憂鬱な日々


こんな さみしい
雨の夕暮れは
誰に手紙を書けばいいのか
わからない

強いはずの私は 今どこに

多分 私はひっそり泣くのでしょう

あなたが 恋人が出来たと言ったら
『そう』 と答えるだけ

さめざめ泣いて
見知らぬ人のことを考えて
私のほうが強い人間だと思ったり
不幸せな 幸せを得た人たちの方が
大人だと考えたりする

忘れるためのシナリオを書いて
一人で演じる




さめざめと 冷たい

心に残る色を 思い出したい




一人で さみしいと思ったけど
二人の人なんて いない


手に入れたい物が多すぎる

傷つきたくない

だけど  傷つくほどの 私はいるのだろうか

そう 思っているだけかもしれない

本当は 私なんて
どこにも いないのかもしれない


昔の日記を見たら
『私が手をつなぐのは じゃんけんに毛のはえたようなこと』
と書いてあった

じゃんけんにけがはえる なんて
どうして そんなこと 思ったんだろう


『な』 という字がうまく書けなくて
何度も練習した

なななななななななな
なななななななななな

なななななななななななななな
なななななななななななななな
なななななななななななななな
なななななななななななななな
なななななななななななななな
なななななななななななななな

変な日記

日常の
余りの 重さに
耐へかねる



肉体など
なければいいと思った

魂だけの存在




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