波乗りのすすめ 波乗りのススメ +

海と空のあいだには
波を追う自分だけ
陸のスベテから解放される時間


二十代も後半になってからボディーボードを始めました。 理由は単純。『海に行っても暇だから。』 海に行って、パラソルの下で本を読んでだけなんてつまらない。

広尾生まれの渋谷育ちで、飲んで街で遊ぶのが大好きな私が真剣に波乗りを始めるなんて誰も信じなかったけど、長年のペーパードライバー歴に終わりを告げ、車を買って再び泣きながら運転を覚え、絶対できないと思っていた早寝早起生活をして、波乗り前日の飲み会は断り、もちろんボディーボードをしている友達なんか一人もいなかったので本当にゼロからの出発でした。

波乗りのいいところは、波乗りをしている間は波しか見ないところ。どんなに疲れていても、どんなに悩んでいても、波の上に浮かんでいるだけで悩んでいたことすべてふっとびます。どんなに波にのまれても、次から次へと押し寄せてくるでかい波を見ると苦しいながらも『うふふ ...』と自然と笑いたくなるぐらい幸せになれます♪

波は思いどおりになんてならないし、まして二度と同じ波は来ないから。その『自分の思い通りにならない』ところが、いままで何でも要領よくこなしていい加減に暮らしていた中途半端な自分が、夢中になれた原因なのかも。 冬は『寒くないの?』と聞かれるけれど、それは波乗りしない人 ... 寒くても、暑くても、水に濡れて風に吹かれる感じが気持ちいい。

■ 初めて海へ行く前に − 下調べ、準備

  1. ルールや用語を調べておく

    海でのマナー・ルールや波乗り用語を勉強しましょう。人を避けるにもルールがあって、避け方・避ける方向が決まっています。

    特に初心者は下記の 3 つを注意して、ケガのないように気をつけてください。波が荒れていたり、逆にサイズが大きい時は、流れがあって沖に流される危険があります。自分のレベルを考えて、場合によっては入らないのが一番です。

    • インサイドの邪魔なところで波待ち
    • 波に乗ってきた人の進行方向を妨げない方向に避ける
    • 前乗り・後乗りしない (一つの波に乗るのは一人です)

  2. 陸でできる練習をする

    入門用の雑誌やビデオを見て、サーフィンする時のイメージトレーニングや陸でできるトレーニングをします。サーフィンならパドルしてスタンスを取るまでの動きとか、ボディーボードなら波に乗る時の姿勢とかを誰でも陸で練習しています

  3. 道具、スクール、サーフポイントを探す

    サーフショップはどこでも大抵初心者向けにスクールをやっています。街にあるサーフショップなら、車のない人は一緒に海まで連れて行ってくれるので便利。雑誌などにスクール情報が書いてある場合もありますので、たまには本屋で立ち読みしてチェックしてみるのもよいかも。

    サーフポイントはポイントガイドで 『初心者向け』 と書いてあるところに、まず行くのがよいと思います。波質はあまりホレてないところが練習しやすいと思います。テトラや岩の近くは避けて、『他にも初心者がいる砂浜のビーチ』を探しましょう。千葉なら片貝、一宮、太東あたりが行きやすいのではと思います。

■ ボディーボード用品

■ 千葉北のサーフポイント+おまけ (レストラン/お食事処)

■ ボディーボードをしよう

  1. ゲット --- 沖にでる。ボードやフィンには裏と表があるので、よく見て装備。ゲットする途中は、波に乗っている、または乗ろうとしている人の邪魔は絶対にしないようにしましょう。
    ゲット

  2. 波待ち --- 沖の方を見て、波を待ちます。いい波が来そうなポイントにすばやく移動!
    波待ち

  3. テイクオフ --- 波の斜面を滑る ... のが波乗りです。波がきたらバタ足をしてボードの面を波の斜面に合わせると、いつの間にか滑り出すので、波の崩れてこないほうへ進みます。一つの波には一人の人が乗るのがルールなので、他の人が既に乗っている波には乗らないようにしましょう。

    重要なのは目線です。手元やすぐ近くでなく、数メートル先の自分がこれから進む (進みたい) 方向をしっかり見るようにします。
    テイクオフ テイクオフ

  4. ボトムターン --- 重心を左右に移動させることでターンをします。レギュラーの場合は、右のひじの上に頭がくるようにして、左手を下げると右へ曲がるので、波の上に向うようになります。岸から見ていると、ボードの裏が見えるような感じになります。

    ボトムターン ボトムターン

  5. スピン --- レールを抜いてボードをフラットにすると同時に、ボードに乗り込んで重心を前に移動させると、テールがスライドしはじめ、ボードが回転しだすので、両足を上げて、頭を振りぬくとスピンができます。

    波のどの位置でスピンしても構いませんが、初めはボトムターンした直後がやりやすいと思います。 スピンができない人は、『レールを抜く』ことを意識し、頭を思いっきり振ってください。それでも、回りきらなかったら、再び頭を振ってください。必ず回れます。

    私は一時、 『いーち、にぃ、さん!』と心の中で掛け声をかけ、『いーち』でターン後ボードを引き寄せ、『に』でボードに乗り込んで足を上げ、『さん!』で頭をグルっと振る (肩が向くように) ように、自分の中でタイミングを計ってスピンする練習をしていました。諦めずに何回も練習すれば、1-2 ヶ月でできるようになります。きっと。

    乗り込み テールをスライドさせる

  6. エルロロ --- 波のリップにボードを当てて、波のパワーを利用して縦に回転する技です。スピードに乗って走り、リップをよく見て、タイミングよくちゃんと当てればできるので、スピンよりも簡単かも。実は私もスピンより先にエルロロができるようになりました。

    ポイントは、ボトムターンの時にスピードを殺さないようにして、勢いよくリップに当てこむ度胸だけ。当てるときは、波の面にボードを合わせ、体は反って着水点を見るとかっこよくできます。

    リップに当てる 着水点を見る

  7. ドロップニー (ニースタ) --- テイクオフの瞬間にボードに乗り込み、片膝をついた姿勢で波に乗るスタイルがドロップニーです。私は遊びでやっていたら バン! と横に倒れ、鼓膜が破けそうに痛くなってからはやめました。相方はうまくクルクル回ったりしています。

    ドロップニーの乗り込み ドロップニー ドロップニースピン

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